彼女たちが利用したのは、地方から東京への往復航空券+宿泊の格安(たぶん)フリーツアーです。1日目の始発便で東京へ来て、3日目のほぼ終便で帰るというなんともハードなもの。
錦糸町 東武レバントホテルから |
東京に来るからには、どこか行きたい所でもあるんだろうなーなどと軽く考えていたら、まったくの無計画!「日頃なかなか帰らないので、顔を見に行く(母談)」くらいのものだったらしい。なんたることよ。
そんなわけで、あまり目的もないままに3日間東京あたりをフラフラとしつつ考えた事などを。
初日
9時半過ぎに羽田に到着と聞いていたので、11時に新宿で待ち合わせて、高島屋の鼎泰豊へ。。。の予定が、11時前に到着したとの事で先に入っていてもらうことに。意外に動きが早くてびっくり。そういう感じなら大丈夫かなと思っていたのだが。
まずは鼎泰豊でブランチ。オープンしてすぐの時間でも結構人が入っててびっくり。おみやげを渡してくれつつ、2日前から右膝が痛くなったのよー、と母。それまではなんともなかったらしいのだけど。なので歩くのがまず大変。ゆっくりゆっくり。階段はかなり辛いらしいのでエレベーターやエスカレーター必須。これが東京を歩くには結構ネックとなるのであった…
お腹もいっぱいになったので、妹のリクエストだった岡本太郎美術館へ行くことに。しかし、どうも話が噛み合わない...と思ったら、ガイドブックで見ていたのは岡本太郎記念館だったようだw。とりあえず、まずはせっかく新宿にいるので小田急で行ける美術館の方へと向かう。新宿駅から急行で向ヶ丘遊園、そこからタクシーで数分のところ。日本古民家園や、芝生の広場などがあるエリアの奥も奥に美術館はあったよ。美術館自体はバリアフリーになっており、車椅子の用意もあった。いろいろ回り道になってはしまうけれど。展示の写真を撮ることはできないけど、なかなか気持ちの良い場所
そういえば、向ヶ丘遊園の駅からは、藤子F不二雄の新しいミュージアムにも行けるみたい。
駅から美術館まではタクシーで行けたけど、帰りの足は考えてなかった。。バス停もあるにはあるが1時間に1本とかそんな感じ。そもそも普通の人であれば駅まで歩いてもたいした距離ではないのだけど。まぁ仕方ないので、寄り道しつつぷらぷらと歩く。急な坂道とか階段とかなくて良かった。
電車で新宿に戻りつつ、今晩の予定を考える。宿が錦糸町だし荷物もあるのでまずチェックイン。ホテルまで行ったらたぶん夕御飯を遠くに食べに行くのは億劫だろうから、錦糸町のあたりでなにかを。母と妹そして夜から合流する叔母もタイ料理が大好き、錦糸町だしなんかそういうのにしようかと考えながら新宿から総武線へ。
JRはどちらかというと、バリアフリー化がなされているように感じた。改札からホームへのエレベーターやエスカレーターなどが、だいたい整備されている。
夜は駅の周辺をさまよいながら、タイランド、ビアタイを眺め、結局ゲウチャイへ。典型的な感じで、生春巻き、トムヤムクン、ヤムウンセン、グリーンカレーなどを食しましたw 母、叔母大満足。良かった。
2日目
叔母は日暮里の繊維街にどうしても行きたいというわけで、別行動へ。錦糸町の駅前から都バスが出ているのを教えたらそれに乗って行ったようだ。バスの旅楽しいよね。
そんなわけで、私たちは南青山の岡本太郎記念館へ。
岡本太郎記念館 |
ここは、岡本太郎氏のアトリエだった建物で部屋の中だけでなく、庭にまでも作品が並んでいる。2階へは階段を上るしかなく、母は断念。2階は基本的にデッサンの展示、しかもモノのカタチやなんかがわかるというあまり抽象的ではないものもあったり。
1階の展示はかなりの迫力。建物が小さいので長時間いる感じではないけど、楽しい。
ランチは…イタリアンが食べたい、とこれまたふわっとしたリクエスト。知らんわー!
とも言ってられないのであれこれ検索するもいまいちヒットせず。ナチュラルハウスをひやかしたりしながらとりあえず表参道の方へゆるゆると歩いていて見つけたのがボナッチャという薪窯でナポリピザを焼いているお店。ランチはパスタが2種類、ピザが2種類。ここでゆったりとお昼。ビール飲んだりw
表参道を外苑前駅のあたりまで歩いていったあたりで、母がお疲れモードなのでホテルに一旦戻ることに。エレベーターで地下に降りて千代田線→半蔵門線と乗り換えて錦糸町まで。
地下鉄はやっぱり地下なだけあって、階段が多い。JRよりは動線を選ぶ感じ。
夕方に戻るとあんまりウロウロできないなぁって事で、丸井で靴を物色する妹様。母は爆睡してらしい。20時過ぎてようやくなにか食べますかーと駅ビルあたりでお茶を濁して終了。
最終日
はやい。もう最終日。ピーカンのあおぞら。
最後までノープランだけど、せっかく近いので雷門とか向かってみることに。
錦糸町の駅前から下町めぐり的なレトロなバスで、押上~業平橋とじわじわ移動。車酔いする妹は酔い止めを飲みスタンバイ。さすが下町(?)じいさまばあさまが多い。加齢臭にヤられて酔いそうw当初は上野まで乗って行こうとしていたけど、耐え切れず浅草雷門で下車。仲見世を歩き、煙をかぶり、裏道を通って今半別館にてランチ。日頃こんなにご飯食べないのに…ひさしぶりの今半のすき焼きは美味しかった。
と、ここでショーゲキの事実。
高校教師をしている上の妹(今回は来てない)が、3年生の担任になるたびに卒業式では私の成人式の着物と袴を着てるらしい。知らなかったー。妹の成人式の着物は祖母が惚れ込んだ紅型でかなりお高いらしいが、それ着たらいいんちゃうの?wまぁいいけども。
満腹の腹を抱え、アメ横行ったことなーい。というわけでアメ横へ。銀座線で上野に向かう。いったん電車を降りたけれど、エレベーターは端っこだし上野駅から出るのも大変そうだし。思い直して再度銀座線に乗り上野広小路まで。松坂屋の地下からエレベーターで外へ。ついでに松坂屋で買い物客を装い手荷物を預ける。いや、おばあちゃんへのおみやげ買ったからちゃんとw
アメ横へと御徒町駅の方から入りずんずんと上野に向かう。魚の匂い、いろんなフードの匂い。年末に比べたら人が少なくて歩くのも楽。妹はなんだか不思議なTシャツ買ってたw
アメ横往復して、松坂屋へ。和カフェでお茶。母はだいぶおつかれのようだ。靴もものすごく履きなれた靴ではないみたい。つま先がちょっとキツイようだ。さらにこの靴、膝を悪くしないウォーキングシューズというものらしいけど、すでに痛い膝には効かない。
休憩して、もう特に見たいものも時間もあんまりないね、って事で預けた荷物を回収して羽田へ向かうことに。
御徒町からJRで品川→京急で羽田空港というルートにして、JRの駅からホームへ。ここはエスカレーターがあって、さくっと上に行ける。電車もラッシュアワーの少し前なのでゆっくり座れて品川まで。品川駅での京急の乗り換え、階段ばかりのイメージだったけれど真ん中にその数段の階段を上がるためのエレベーターがあったのね。良かった。大荷物の人や足が弱い人でもすごく乗り換えしやすい。
良い感じに、羽田行きの急行が来たので改札の外から乗り込むまでお見送りして終了。母はまたも座れたようで安心。羽田ですこし時間が余っちゃったかもだけど。
東京、楽しいんだけどね。ざくざく歩けるうちは。
たぶん足が不自由になったりしたとたん、すっごく大変になる。
車は多くて混んでる。
歩いてる人たちもすごくたくさんで、周りを見る余裕がない人たちもたくさん居そう。
おばあちゃんが、もう一度東京でオペラ見たいって言っているけど車椅子移動になっちゃうし大変だろうなぁ。近くに泊まって車で移動とかできたらいいのかなぁ。
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